キッズフレンドリーな国、インドネシア。
ジャカルタに引っ越して来てから、出先で知らない人から話しかけられることが増えました。
例えば、アパートメントのエレベーターに乗り合わせた日本人以外の住人にはかなりの確率で話しかけられます。
「こども達は何歳?」
「日本人?」
「双子?」←2歳離れてますが、かなりの頻度で聞かれます。。
「スクールはどこなの?」
日本でもこんなご挨拶、しますよね。都内ではあまり他人に話しかけられることはありません。しかし、福岡に住んでいる時は、ほぼ毎日外で話しかけられていましたから、そんなに珍しいことではないと思うのですが、、、日本と比べるとかなりスキンシップが激しいです(笑)
特にまだ幼い次男はかなり触られます。。。ほっぺをつんつんされたりとか(笑)引っ張られたりとか(笑)
長男も「マウ!(Want!)」とインドネシア人のおじさんに言われたことがあり、固まっていました。私も「いや、さすがにあげられないよ(笑)」と思いました。
どうやら日本人の子どもはインドネシア人に人気があるようです。そして友人の情報によると瞳がぱっちりしている濃い顔より色白な和顔が人気があるそうです(笑)
好意があってのことですが、インドネシア人の積極的な子どもへのコミュニケーション、最初は面食らいました。まあでも、同じアパート内の住人でしたら心配する必要はあまりないかもしれませんね。私もアパート内ではそこまで警戒していません。
でもこれから駐在予定の皆さまは、一応、こういうことがあるかも~と言う感じで心の準備をしておくとよいかもしれません。
勝手に写真を撮られることも!
アパートの中だと、さすがに良識のある方が多いのか、写真までは撮られません。でも、モールで買い物中などは、勝手に子どもの写真を撮られることがしばしばあります。これはさすがに日本ではなかなかないことだと思います。
先日はグランドインドネシアで撮られました。。。モールの質に限らず、こういうことは珍しくありません。
ただ、写真を撮っている人たち(ほぼ皆インドネシア人)って全然悪気がないんですよね(汗)ただただ「可愛い~!」って撮っているだけなんです。それがわかるので、私はどうも怒れません。。。でも勝手に写真を撮られて良い気持ちはしないですよね。
インドネシアでは子どもの誘拐事件なんかもありますし(まあ、日本でもありますけれど)大半は好意でしているこれらのコミュニケーションについても、常に少し気を張る部分をKEEPしていた方が良いように思います。特にお子さんが女の子だと、余計に心配ですよね。写真て残るものですし。
SNSやセルフィ―が大好き!インドネシア人
上述した「勝手にこどもの写真を撮られる件」にも関連する話題ですが、インドネシア人はSNSとセルフィ―が大好きです。
お洒落なカフェやレストランに行くと特に、セルフィ―を撮りまくるインドネシア人を見かけます。インスタやpath、lineにWAなど、SNSにも積極的です。
そういう訳で、知らない人と写真を撮ることへのハードルがかなり低そうです(笑)
たまに私が一人で行動していると、カフェやお店で「写真撮ろう!」って言ってくる店員さんもいます。インドネシア人の軽いコミュニケーションの一貫だと思われます。でも日本人にはない文化なので面食らいます。
日本ではプライバシーを考慮して、他のお客さんにはモザイクを入れてSNSにUPする人が多いかと思いますが、インドネシア人にはプライバシーの配慮は感じられません。そういう意味でも心配ですよね。
こういう時、嫌な人ははっきり断った方が良いと思います。ただ悪気はないっぽいです。
インドネシアの子ども達はやりたい放題です(笑)
だいたい日本人駐在員のこども達が遊んでいるような、有料プレイグラウンドに来るローカルの人は皆お金持ちです。
当初、けっこうギャップを感じた部分でもありました。日本人駐在員は、いわゆる普通のサラリーマンのご家庭が多いです。来イ歴が長い方は、こちらで起業されている方もしばしばいらっしゃいますが。しかし、我々日本人駐在員と同等の生活を送ることができるローカルの方は、インドネシアでは高所得の方です。はっきり言って我々日本人駐在員よりはるかに金銭的に豊かな方が多いです。
メイドさんに子守をさせて、親は携帯をいじってたり、ランチに行ってしまって不在だったり。
我が家がよく行くプレイグラウンドは欧米の家族も多いですが、欧米人の方は、きちんと親もケアしている印象が強いです。彼らも駐在員ですからね。多分本帰国すれば普通の暮らしが待っているのだと思います。例えば知らない子と遊具の取り合いになった時など、「You can share」なんて言って、自分の子どもに譲らせようとしています。
でも、インドネシア人の親がそういう風に諭しているところは見たことがない!大体何かあっても見て見ぬふり。メイドさんも雇い主が不在だと全然見てなかったりする。子ども達はやりたい放題。
何かあってからでは遅いです。手を出してくる子もいますが、彼らのメイドはちゃんと注意してくれません。我が子に危害がないようきちんと見ておく必要があります。
なんだかんだ言ってもキッズフレンドリーなインドネシア。
少し辛口なことも書いてしまいましたが、なんだかんだ言ってもインドネシアはこどもに優しい国だと思います。
日本だと飛行機や電車内で、近くに子連れが来ると露骨に嫌な顔をする人もいます。みんながそうという訳ではありませんが、神経質な人が多いですよね。少子高齢化の影響もあると思いますが。
インドネシアではレストランでもそこまで神経質にならずに済みます。こどもは少しくらい賑やかなのが当たり前だと思われているからです。
英会話スクールの先生やメイドさんに聞いたことがあります。ジャカルタはにぎやかな都市です。どこもかしこもloudだから、こどもに公共の場で静かにさせる、というしつけはしないそう。フィリピン人に聞いたところ、同様の見解を示していました。
ただし同じインドネシアでも、バリでは違うそうです。バリは静寂を大切にする文化があり、子どもにもしかるべき場所では静粛を求めるそうです。もちろん個々の家庭によっても違うでしょうけれど、子育て論はどの国の人と話していても面白い発見があります。
先日はモール内で、行き先と逆のエスカレーターに乗ってしまいそうになった次男を、インドネシア人の男性が抱っこして降ろして私のところに連れてきてくれました。荷物がいっぱいで、長男もいて、俊敏に動けなかった私。とても助かりました。
このように、ついついまわりの方に甘えてばかりの生活を送っています。きっと日本に帰ってから、そのギャップに悩まれると思います。何があっても無視&スルーの日本より、リアクション大きすぎ、馴れ馴れしすぎのインドネシアカルチャ―にだいぶ馴染んでしまった私です。
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↑著書「ジャカルタ駐妻生活ガイド 食べ物・お店編」では、商品企画者としてモノづくりに携わっていた私が、本当に良いと思ったインドネシアプロダクツ、お店のみを厳選してご紹介します。食べ物はお魚や野菜から珈琲、ワインなど嗜好品まで。お店はSPAやカフェ、レストラン、オーダーメイド店などを掲載しています。
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